食べて痩せる『マイナスカロリー食材』!?産後ダイエットに積極的に取り入れたい食材は?

『マイナス食材』という言葉を聞いたことはありますか?

食べ物を食べたことにより摂取するカロリーより、食べ物を食べた後に消化したり代謝したりするカロリー量が多ければ結果としてカロリーがマイナスということになりますよね。

食べれば食べるだけ痩せていく、ダイエットをしている人にとっては夢のような食材と言えます。

今回はそんな噂の『マイナス(カロリー)食材』について考えていきたいと思います。

マイナス食材とは?

食材そのものが持つカロリーより、食べたことにより消化されたり代謝される時に使われるカロリー量が多くなる食材のことを『マイナス食材』と呼んでいます。

実は、このような食材は実際にはないことが研究によってあきらかにされました。

Negative calorie foods: An empirical examination of what is fact or fiction
A proposed weight loss strategy is to include in one’s diet foods that are deemed “negative calorie”. In theory, negative-calorie foods are foods for which more...

トカゲを使ったこの実験では、カロリーが低い食材の代表格であるキュウリでさえもカロリーの1/4はトカゲの体内に残っていたということです。

そもそも、現在の栄養学では、食品を体内で消化するのに必要なカロリーは「栄養素の何%」というふうに計算しています。

このため、消化に必要なカロリーが摂取したカロリーを上回るのは計算上では不可能だということです。

残念ながらマイナスカロリー食材はないと科学的に証明されてしまいましたが、低カロリーの食品をうまく取り入れれば極力摂取カロリーを減らすことはできます。

例えば、アイスクリームダイエットにも代表されるように、冷たい食材を食べると、体を温めようとして熱を発することは科学的にも証明されています。

熱を発する時にエネルギーを消費するのでダイエットに効果的ということです。

ですから、低カロリーの食材を冷たくして食べることで極力カロリーを減らすことができそうですね。

ダイエットに取り入れたい食材

ダイエットに有効な成分を含むと言われている食材や

低カロリーで食物繊維の多い食材を集めてみました。

これらの食材をうまく取り入れることで効果的にダイエットを進めることができますね。

セロリ

セロリはほとんどが水分と食物繊維でできていて低カロリー。

繊維質が豊富で腹持ちもいいのでダイエットにぴったりの食材です。

セロリは、ビタミンやミネラルも豊富なので美容にも最適な食品です。

生でサラダや野菜スティックで食べても美味しいですが、炒めたり、スープやお味噌汁に入れて食べても美味しいですよ。

特に葉っぱには茎よりも栄養が豊富に含まれていますので、捨てずに食べましょう。

トマト

トマトのリコピンには高い抗酸化作用があり、高い美容効果が期待できます。

また、脂肪を燃焼しやすくし、さらにまた溜まりにくくする効果があるのでダイエットに効果的な野菜と言えます。

トマトは生でも美味しいですが、スープなどにする時には缶詰を利用しましょう。

トマトがギュッと詰まった缶詰の方がリコピンをたくさん含むことが知られています。

ブロッコリー

ブロッコリーも食物繊維が豊富で低カロリーな野菜です。

さらに、ブロッコリーは栄養素が豊富に含まれています。

ビタミンやカロテンが豊富なので美肌に効果があります。

また、脂質や糖質の代謝を助ける成分や、脂肪の蓄積を抑える成分も含まれておりダイエットする方にもってこいの食べ物です。

また、ミネラルも豊富なので、デトックス効果やむくみを予防する効果もあります。

スーパーで手に入りやすい食材がこんなにダイエットに効果があるのはありがたいですよね。

でも、ブロッコリーの芽であるスプラウトの方が栄養豊富だそうです。

最近はスーパーでも手に入りやすいので積極的に取り入れたいですね。

舞茸

全体的にカロリーが低いキノコの中でも舞茸のカロリーはとても低いです。

舞茸は味もよく、シャキシャキとして歯応えもあるので食べ応えもあります。

特筆すべきは、舞茸に含まれるMXフラクションという成分。

このMXフラクションは、脂肪燃焼効果などダイエットに嬉しい成分がたくさんふくまれており、ダイエットにはぴったりの食品です。

調理する際のポイントは、

  • 煮汁もシッカリと取ること
  • 長時間加熱し過ぎないこと

で効果的にMXフラクションを摂取することができます。

グレープフルーツ

果物は糖分が多いからと避けられがちですが、グレープフルーツは匂いだけでもダイエット効果があります。

匂いの成分に脂肪燃焼や代謝をよくする効果があると言われています。

水分やビタミンも豊富なので美容にもいい果物です。

アカモク(ギバサ)

聴き馴染みがない方もいるかもしれませんが、アカモクはめかぶのような粘りのある海藻です。

ギバサとも言われます。

海藻ですから、食物繊維が豊富で低カロリー。

さらにアカモクは、もずくやわかめを大きく上回るミネラルが含まれ、ポリフェノールも豊富なのでダイエット効果と共に美容効果が期待できます。

アカモクは、茹でて刻んで混ぜるとめかぶのように粘りが出る海藻です。

大抵は刻んだ状態で売っているので、めんつゆやドレッシングをかけてサラダとして食べたり熱々ご飯にかけても美味しく食べられます。

スーパーでギバサとして売っていることもありますが、手に入りにくい場合は通販で購入することもできます。


無糖のヨーグルト

40代のダイエットは、今までのただ痩せるだけのダイエットでは減量に成功したとしてもお肌が荒れたり貧相になってしまいがちです。

プロポーションを整えたり、お肌もキレイに痩せるにはやはりタンパク質を取ることが欠かせません。

ダイエットだからといってタンパク質を抜くのは厳禁です。

タンパク質は消化するのにエネルギーを使うので、良質なタンパク質は意外にもダイエットの味方なんですよ。

無糖のヨーグルトは低カロリーで良質なタンパク源です。

寒い時期は、電子レンジで軽く温めて食べると体が冷えることなく美味しく食べられます。

脂肪を取り除いたお肉

良質なタンパク質を取ることで、筋肉をつけるのを助けて代謝の良い体づくりに役立ったり、お肌や髪の毛をキレイにしてくれます。

疲労回復にも効果があります。

40代のダイエットではただ闇雲に痩せるのではなく、体型も見た目もキレイに痩せるのが大切です。

お肉を食べるときは、脂肪が少ない胸肉やささみを選んだり、脂肪の部分を取り除いて食べましょう。

食べた後にはエクササイズをして筋力をつけましょう。

まとめ

マイナスカロリー食材は、科学的な根拠がないと言われています。

ただ、低カロリーでダイエットに適している食べ物があるのは事実です。

これらの食材を日々の食事にうまく取り入れて、キレイに健康的にダイエットを成功させたいですね。

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