女性は妊娠すると、大きく体型が変わります。
およそ10ヶ月かけてお腹の中で赤ちゃんを育てますが、その間にお腹が大きくなり、体重は増え、大きくなった赤ちゃんを支えるために骨盤は変化します。
赤ちゃんを産んだ後も、例え体重が元に戻ったとしてもお腹がたるんでしまったりお尻が大きくなってしまったり、バストが垂れてしまったりと言った悩みは珍しいものではありません。
今回は、産後の体型が戻らない原因と、スタイルアップにオススメの筋トレをご紹介します。
産後の体型!妊娠前とどう変わった?その原因は?
お腹のたるみ
妊娠時に伸びてしまったお腹のたるみは産後に体重が戻ってもなかなか元に戻らず、気にしている方も多い箇所です。
お腹のたるみには、腹筋を鍛えるような筋トレが有効です。
また、骨盤を整えることも重要になってきます。骨盤が歪んでいると内臓の位置が下がり、ぽっこりお腹になるだけでなく、代謝が下がって脂肪が燃えにくい体になってしまうからです。
腰回りの肉
妊娠前とちがって、下半身が太くなったと感じる方も多いと思います。
出産に備えて骨盤が緩むことで下半身がゆがみやすくなります。
そのため、むくみやすくなったり代謝が悪くなって脂肪がつきやすくなってしまいがちです。
バストが垂れた
出産後、あんなに豊満だったバストが卒乳後は見る影もなく、位置も垂れてしまったという方もとても多いです。
赤ちゃんにおっぱいを上げるために発達した乳腺や脂肪が、卒乳後は後退して小さくなってしまいます。
出産経験がなくても35歳を過ぎたら脂肪も落ち、筋肉も落ちてきて垂れやすくなるそう。ですから特に40代になってくると、位置が下がってくるのですが、ケア次第で取り戻せることもあります。
産後の体型を戻すのにオススメの筋トレ
産後のスタイルアップに簡単にできて効果的なオススメの筋トレを紹介します。
腹筋を鍛える筋トレ
お腹のたるみに有効なのが腹筋の筋トレです。
腹筋を鍛えることで、お腹周りを引き締め、脂肪の燃焼を促します。
また、お腹のたるみには腹式呼吸も有効です。ヨガの記事で腹式呼吸のやり方を紹介しています。
通常の腹筋はきつくて続きそうにないという方のために、楽に行える腹筋をご紹介します。
まず、椅子に浅く腰掛けます。
足を床から浮かして、上体を後ろに少したおします。
無理のない範囲で大丈夫です。
この状態でも結構腹筋に効いているのがわかると思います。
そこから更に、両足を自転車を漕ぐように交互にうごかします。
上体もひねるとくびれに効きますよ。
骨盤を整える筋トレ
骨盤を整える筋トレをする事で、お腹周りの引き締めや下半身のシェイプアップにつながります。
まずは、床に仰向けに寝ます。
この時、手のひらを床につけ、足の裏もしっかりと床につけます。
次に、おしり→腰→背中の順に上におしあげます。
肩は床につけたまま、腰は反らないように注意しましょう。肩、お尻が一直線になるようにキープ。
ゆっくりと戻します。
これを繰り返していきます。
胸筋を鍛える筋トレ
胸筋を鍛える筋トレでは、バストの位置を上げる効果が期待できます。
また、筋トレをする事で血行が良くなり、バストアップに有効な栄養やホルモンも胸に届きやすくなります。
胸筋を鍛えるには、腕立て伏せが効果的ですが、はじめのうちは難しいという方のために、合唱のポーズを紹介します。
まず、胸の前で手を合わせて肘をあげます。
肘から先が地面と平行になるように、両手を強く押し合わせていきます。
10秒数えたら息を吐きながら両手をゆっくりと前に出します。
また、手を胸の前で合わせて・・・
これを繰り返していきます。
まとめ
どうでしたか?
体重を落とすだけでなく、体型も戻していきたいですよね。
筋トレを上手に取り入れて、体型も綺麗に産後ダイエットを成功させていきましょう!
筋トレがキツイ方は、まずはヨガから始めてみてはどうでしょうか?インナーマッスルを鍛えることで体幹が鍛えられますよ。
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